備忘録:「Anker 555 Portable Power Station」を強制空冷化したメモ。

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久しぶりに書いてみた。

昨年の12月、Amazon Black Friday セールで「Anker 555 Prtable Power Station」を早朝にポチった。セール期間中 1度だけ価格が上昇したのだが、ギリギリまで待ったら 10万円を下回ったのでお買い上げ。

実は、昨年の夏頃からジョブデスクの下にポータブル電源装置の導入を考えていたヒト。
冬場の電気料金を抑えたい気持ちと、不測の事態が生じてもポータブル電源を用いて必要最低限のジョブ環境を整えたい願望があったから。

ポータブル電源は Anker 製品と決めていてコンセントが 4口以上が最低ラインだった。 しかし、4口タイプの製品がセール対象外だったことと年内に調達したかったので、少し奮発して 6口タイプの製品をポチった。

「Anker 555 Portable Power Station」到着後、ポータブル電源本体をデスクの下に設置。
本体コンセントに EIZOモニター、iPhone用の充電器、デスク照明器等のコンセントを差し込み、使わないときはポータブル電源からの給電をOFFにして使い始めた。

現在の使い方は少し違う構成だけど、毎日約40W近くの給電をしている。本体バッテリー残量が 40%近くになったら充電をおこなうサイクルにしていて、 1週間で70〜90時間くらいはポータブル電源から給電しているのだ。

ワタクシの使い方だと給電開始から 20分近くが経過したところで空冷ファンが回りだす。 空冷ファンが回り出すこと自体は問題なく少しのファンの騒音も問題なかった。 しかし、今年の春以降から状況が一変した。

「空冷ファン、うるさい」と言う状態に。

「Anker 555 Portable Power Station」本体内部にはコンパクトな空冷ファン(排熱用ファン)が備わっている。 空冷ファンは本体正面から見て左側上部にある模様。 ただ、この空冷ファンの本体サイズが小さいため、ポータブル電源本体内部の発熱を効率良く排気することができていない感じ。 このため空冷ファンが高回転・低回転を繰り返す頻度が多くなりプチ騒音化が始まった。

そこで・・・、

ポータブル電源の給電を開始したら本体内部へ直ぐに空気の流れを作り、本体の空冷ファンの回転数を抑えることを目的に、「Anker 555 Portable Power Station」強制空冷化することにした。

補足:この強制空冷化の作業は 2023年7月1日におこないました。

蛍光テープを貼り付けてある。ディスプレイボタン(左)、給電ボタン(右)の位置が分かりずらいから。

吸気側

排気側

本体内部の空冷ファンは、丸いシルバーのマークの上側にある。

今回使用したのは AC INFINITY「MULTIFAN 4」で USB接続型の空冷ファン。 これをポータブル電源の左右に取付て本体の給電ボタンを押すと EIZOモニターがONになりモニター背面のUSB端子に接続した空冷ファンが回り出す仕掛け。
ちなみに、AC INFINTY「MULTIFAN 4」は、1つ前の記事でも紹介したが Mac mini(2018)本体の温度を下げるために使用していた。 この製品はファンの回転音が静かで、Mediumモードでも手を近づけないとファンが回っているのかが分からないくらい。

結果オーライw、
ポータブル電源内部の空冷ファンの回転数は一定になり耳障りな音が少なくなった。 また、ポータブル電源へのバッテリー充電時のファン音も減少した。

あとは見た目を何とかしなくては。
結束ワイヤー(緑の針金)をどうするか… だな。

誰かの参考になれば幸いです。