これはワタクシの備忘録です。
今回はサイクリングシューズに装着されている「BOAフィットシステム」のレース交換をした作業記録を書いてみた。
チャリンコトレーニングの準備を整えて玄関へ移動。サイクリングシューズを履くため「BOA」ダイアルのロックを解除してレースを広げようと思ったら、「あれ?、レースが広がらない。」「ナゼぇ〜?」と思ってダイアル操作を繰返していたら、いつのまにかさらにレースが食込んで図の状態に。力技でレースをひっぱって広げようとしたけど無理だった。
「こりゃ、修理レベルだな」と判断し、サイクリングジャージを脱いで準備開始!
BOAフィットシステムの修理は2回目になる。1回目は左足のダイアルが空回り気味になり、レースが緩む頻度が多くなって交換した。今回は右足で幸いにも修理キットが手元にあったので、レースを切断して交換対応することにした。
この記事はその作業記録なのだ。



右図がBOAの「IP1 MIRRORED + CS1」修理キット。
この修理キットはコチラから無償で入手できます。

赤いユニットが「右足」用の内部パーツ。
同封のペーパーには、レースの長さを測れるようにメジャーが印刷されていて親切。(単位:cm)
ダイアルはグレーのトルクスドライバーを使って外す。ドライバーの先端はT6だが、芯の太さと長さに余裕がないとダイアル内部のネジが回らない。

BOAダイアルの中央の穴にトルクスドライバーを差込み、ネジを緩めてダイアルを外した図。
「多分、この赤いパーツにレースが食込んでいるのだろう」と考え、かなり力を入れて無理やりレースを引張ったのだがビクともせず・・・。
仕方ないのでレースを切断してから赤いパーツを外すことに。



この赤いパーツは”トントン”と叩いた程度では外れないので、医療用ピンセットを使って左右の小さな穴に先端を引っ掛けて取り外す。予想通り赤いパーツの外周にレースが絡みリリース動作を妨げていた。


ここから新しい部品とレースの取付作業を開始。
シューレースホールにレースを通して踵側へ出し、赤いパーツにレースを通してダイアルリングにセット。
最後にBOAダイアルを取付けて作業完了。
完成!、よし!、ペダルを回すか!と思ったら、外は南風の強風になっていた。
青空が綺麗なのに少々残念。
仕方ないのでシューズ磨きをすることにした。(^^ゞ

ちなみに、レースを内部パーツ(今回は赤いパーツ)に通して固定する時はピンセットがあった方が良いです。
修理キットに同封されているマニュアルでは、レースを指で抑える図になっているのですが、パーツの大きさに対して指が細すぎ・小さすぎなので。(^^)